映画4
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郵便配達は二度ベルを鳴らす……こんなに主人公に嫉妬する映画は珍しい。このモテ男が!!という感じで、正直中盤腹立たしくて仕方がない。けれどもそんな主人公も因果応報によって……。戦時下のイタリアで撮られたということにこの映画の凄みがあるといえる。逆に言えばそうでなければ、AVとそんなにかわらない。まぁ私が嫉妬しただけだけど。
モダン・タイムズ……チャップリンお得意の文明批判。機械社会に振り回される男が、最後には人間らしさを手に入れる。後半のチャップリンのダンスが本当に楽しそうに踊っている。チャップリンの作品は少ない言葉(ないものも多いけど)で観る側の想像力を喚起させる。今逆に無声映画をやったらおもしろいだろうな。わりと北野武の「あの夏一番静かな海」はそれに近かったけど。
明日に向かって撃て……かっこいいけど不器用、不器用だからあこがれる、そんな二人の男の物語。もちろんストーリーありきなのだけど、音楽がすばらしい。特に雨に濡れてものシーンは秀逸。
日本以外全部沈没……B級映画の真髄といっていいんじゃないのかって感じの映画。日本沈没は観たことないけど、この映画を観て観たくなった。CGに頼っていないところによさを感じる。仮面ライダーも出ているし、特撮好きな人にはたまらない作品なんじゃないかな。